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流されるがままに 極楽橋 [町歩き・須崎市]

高知県須崎市吾井郷 
極楽橋は弘岡と小浜の間を流れる桜川に架かっている。
                              (クリックすると大きな画像が表示されます)

橋がいつから存在するのかは分からないが、徒歩で往来していた時代ここは 「極楽の渡り」 と呼ばれ、須崎と佐川を結ぶ幹線だった。現在も近道として重宝されている。

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橋は4本の一枚板からなり、幅44cm 厚さ11.5cm 長さは、岸に近い2枚は約6.3m 中央の2枚は約5.45m 全長は約23.5mになる。あとは3個のコンクリート製の簡単な橋げたがあるだけだ。

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雨が降り水かさが増すと板は流されるが、丈夫なワイヤーロープで岸に繋がれているので、両岸に縦方向に並び、流れの邪魔にはならない。

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水かさが減ったら地元の住民が板を元の位置に戻す。
橋と言えば、流されないような丈夫な構造が必要だと思うが、極楽橋は自然には逆らわず、流されることによって損傷を最小限に抑えている。

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