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読経とともに 旧暦の七夕 [行事・須崎市]

高知県須崎市大間西町 須崎市内の多くの地区では七夕は新暦で行われているが、ここでは現在も旧暦で行われている。            (クリックすると大きな画像が表示されます)

旧暦7月6日(平成25年新暦=8月13日) 場所は町内の薬師堂。七夕の飾りや供物の準備ができたころ、僧侶が来て薬師堂の前で読経をあげ、代表者などが順番に線香を手向け手を合わす。なお、確認している限りでは僧侶が読経をあげるのはこの地区だけである。

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戦前は各戸で七夕行事を行っていたが、戦後になり薬師堂の境内を借りて合同で行われだしたそうだ。 また、多くの地区では水稲の収穫時期と重なることから新暦に変更されたが、この地区は商店などが比較的多いため、旧暦のまま引き継がれてきたとも推測できる。

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七夕飾りは短冊をつけた笹を2本立て、縄を渡して供え物をぶら下げる。 飾り物は雌雄のわら馬、ふろう(三尺ささげ)、ほうづき、芋のつる、なす、きゅうり、田芋の葉に包んだ水、おふま(米)、短冊などで、数や順番の取り決めはない。

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この地区の特徴としては飾り物に「麻糸」を加える。麻糸は織姫様が機(はた)を織る材料だったことに由来するらしい。

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参照 本ブログ「星に願いをこめて 七夕祭り」
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コメント 2

小町マリア

お経は珍しいですね。
七夕飾りもしっかり受け継がれていますね。残しておきたいですね。
by 小町マリア (2013-11-11 06:55) 

とんび

小町マリアさん コメント有難うございます。 読経は須崎市内ではここだけのようですね。他の地区には盆棚みたいな飾りがあったり・・・ 興味深いものがあります。
by とんび (2013-11-14 15:06) 

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