昔 デンプン 今 ミョウガ

昭和２９（1954）年９月に撮影された　高知県須崎市多ノ郷 付近
手前は土佐食糧株式会社のデンプン工場。画像中央の四角い槽で沈殿させたデンプンを、樹皮葺の長屋でモロブタに並べ乾燥させた。左側の白い部分はサツマイモの絞りかす置き場。
背景には水田が広がり左上に多ノ郷小学校が半分見えている。右上は多ノ郷駅付近の集落。
山腹にはサツマイモ畑と思われる段々畑が見える。
水田の中の一本道は国道５６号線（現県道３８８号線）　国鉄（現JR）土讃線が弧を描いている。
写真提供＝須崎市　　　 　　　　　　　　　　　　　　 （クリックすると大きな画像が表示されます）



平成２４（2012）年４月　ほぼ同じ場所から撮影。
その後デンプン工場は、須崎市農協（現JA土佐くろしお）の野菜集出荷場となり、出荷量日本一を誇るミョウガをはじめキュウリなどが集出荷場されている。
６０年弱のあいだに背景もすっかり変り、幹線道路やJR線は全く見えない。かつての水田には施設園芸のハウスが並び、また大間東町、緑町、西崎町、桐間などの商店や住宅地となった。山腹の段々畑は放置され雑木林に戻った。

コメント 2

とんびさん、こんにちは。
先日は、日曜市へお越しいただき
ありがとうございました。

この写真、知っている場所なだけに
1枚目と2枚目の違いにビックリしてます。

このような場所、まだまだあるんですよね。
興味があるので、また教えて下さいね。
by あずき (2012-05-01 12:14) 

こんにちは　コメントありがとうございます。

あずきさんのベーグルやキャラメル麩、大変美味しくいた
だきました。次は何を賞味しようかと今から楽しみです。

私はこの近所に住んでいます。毎日見ている風景は変
り映えはしませんが長い年月には随分変るものですね。

こちらこそ情報があったら教えてください。宜しくお願いし
ます。

by とんび (2012-05-02 11:45)