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断崖絶壁 長佐古隧道 [町歩き・須崎市]

高知県須崎市安和 国道56号線を分岐し海岸に沿って県道320号線を約3.3km進んだところに長佐古隧道がある。

南側から見ると道路から海面まで30m以上はありそうな断崖絶壁。 南側の隧道入口は洞門(ロックシェード)に覆われている。          (クリックすると大きな画像が表示されます)

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隧道から洞門入口に移設されたタイルパネルには、右書きで昭和三年十一月??長佐古隧道と書かれている。(昭和3=1928年)

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洞門はカーブに沿って天井の梁が放射状に並んでいる。隧道入口上部にはタイルパネルを外した跡が残っている。

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北側の隧道入口には洞門は無く、タイルパネルも残っているが文字は読みづらい。
隧道の長さは33.8m、幅6.3メートル(筆者実測値) 構造は路面から2.4mまでは角石積み、アーチ部分にはコンクリートブロックを巻いている。

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この道路は昭和44(1969)年に焼坂トンネルが開通するまでは国道56号線だった。
洞門の柱の間からは太平洋が見え、右には中土佐町との境界の青木崎が見える。

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平成24年5月現在 青木崎で通行止のため中土佐町側からは行くことが出来ない。
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