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須崎初の電気 水力発電所跡 [町歩き・須崎市]

須崎に初めて電灯がともったのは明治44(1911)年のことだった。
須崎市上分出身の岩倉具国氏が水力発電計画を発案。しかし町当局は希望せず、高知の財閥から6万円の資金を借り、須崎水力発電株式会社(川崎幾三郎社長)を設立。
高岡郡吾桑村唐谷(現須崎市桑田山乙)へ水力発電所を建設、ドイツ製発電機を購入して60kwの電気を起こし、須崎町(現須崎市)と久礼町(現中土佐町)の合計700灯へ配電した。
当時の電気料金は10wの電灯で1ヶ月60銭だった。以上、須崎市史談会「おもかげ」から引用
(クリックすると大きな画像が表示されます)

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高知からJR土讃線で下り、斗賀野から長いトンネルを抜けると、右手に山の斜面に張り付いた白石工業株式会社の工場が見えてくる。
その中央付近には水力発電の要となった階段状の導水路(無圧水路)が当時のままの姿で残り、今日も勢い良く水が流れていた。

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