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賀茂神社 蛍神事 [行事・須崎市]

高知県須崎市多ノ郷甲 賀茂神社の春祭り(別名 蛍神事=ほたるじんじ)は毎年5月の第二の酉の日に執り行われる。それに先立ち5月5日に奉堂(ほうとう)建ての神事が執り行われた。宮司は神に息が掛からないように紙製のマスクを着用して、降神の儀、昇神の儀を行い神を送迎した。
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奉堂の中心の樫木の杭には高さ10m超の淡竹(はちく)を建て、最上部には藁すぼ(わらの束)に3本の御幣を飾る。左右各5本の杭には榊に御幣をつけ竹を挿し、三つ編みにした注連縄(しめなわ)には3本の藁房と4枚の御幣が飾られる。

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1軒の本当屋と3軒の脇当屋の玄関にも、奉堂と同じように注連縄と榊、竹が飾られる。 4軒の当屋は、大峰橋下で清めの「塩ごりとり」を行い、5月5日の「奉堂建て」、5月18日の「宵祭り」、5月19日の「本祭」、5月20日の「奉堂鎮め」の神事に正装で参列する。

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本祭の古式の直会(なおらい)では、各自が平瓦(かわらけ)=白い小皿を持参し、御神酒を3回に別けていただき同じ皿で御煮しめをいただく。最後に草履(ぞうり)形と円形の餅が渡される。

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