火の用心 夜警用照明具(提燈) [資料・須崎市]
高知県須崎市山手町 須崎消防団本部の一室に須崎消防組の組旗(本ブログ 須崎消防組 組旗 参照) とともに夜警用の照明具が保管されている。
(クリックすると大きな画像が表示されます)
この照明具は昭和10年頃に消防の夜警用に使用されていたようで、須崎市内の某氏が消防資料として須崎市消防団へ寄贈されたもの。高さは取っ手を含めて約34cm 直径は約12cm。取っ手、笠、底、裏蓋はブリキ製で、照明部分は麻のような生地にニカワ状の樹脂を塗っているように見える。
正面には朱枠で囲まれた須崎消防後援會の文字が書かれ、裏面は扉が取り付けられている。扉には取っ手とは別に自転車に取り付けられるようにフックがある。
正面に向かって左側には火の用心。同じく右側には第三十一號と朱書きされている。1からの番号とすれば少なくとも31個存在したことになるが、他に実在するものが無いので個数は定かではない。
裏蓋をゆっくり開けると、底の中心にはロウソク立てがあり、周囲には溶けたロウソクやマッチの軸が落ちていて往時をしのばせる。また底が直接床に接しないように三つ足が付けられ、細部まで心配りがなされている。
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この照明具は昭和10年頃に消防の夜警用に使用されていたようで、須崎市内の某氏が消防資料として須崎市消防団へ寄贈されたもの。高さは取っ手を含めて約34cm 直径は約12cm。取っ手、笠、底、裏蓋はブリキ製で、照明部分は麻のような生地にニカワ状の樹脂を塗っているように見える。
正面には朱枠で囲まれた須崎消防後援會の文字が書かれ、裏面は扉が取り付けられている。扉には取っ手とは別に自転車に取り付けられるようにフックがある。
正面に向かって左側には火の用心。同じく右側には第三十一號と朱書きされている。1からの番号とすれば少なくとも31個存在したことになるが、他に実在するものが無いので個数は定かではない。
裏蓋をゆっくり開けると、底の中心にはロウソク立てがあり、周囲には溶けたロウソクやマッチの軸が落ちていて往時をしのばせる。また底が直接床に接しないように三つ足が付けられ、細部まで心配りがなされている。
2013-10-26 15:10
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